【なろう系の中ボス】強いのに絶対に主人公になれないベルグシュラインとは?

冥界からごきげんよう ラスボス系youtuberの薔薇宮ソーナです
最高にかっこいい、ヤバいボスキャラを紹介するこちらのchですが、
今回紹介するのは「シルヴァリオ ラグナロク」という
バトル要素もあるギャルゲのボスキャラ「ウィリアム・ベルグシュライン」です。

どういうキャラなのかは画像の通り
中ボスなのになろう系の中ボスってなんだよ? 主人公から一番遠いってどういうこと?
などなど
ベルグシュラインがどういうキャラなのかといった概要や、
彼の秘密を初見の人にもわかりやすく語っていきます。

シルヴァリオ ラグナロクのネタバレを含んでいますが、
作品やキャラがより好きになる、楽しめるよう解説していますので
最後まで刮目せよ

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作品とキャラの概要

ベルグシュラインがどういうキャラなのか語るには、まずシルヴァリオ ラグナロクがどういう作品なのか知っておかないと、ワケガワカラナイヨとなります。

こちらの動画で詳しく解説していますが、簡単に説明すると、
シルヴァリオ ラグナロクとは、「シルヴァリオサーガシリーズ」というfateみたいにバトル要素もありつつ女の子を攻略するノベルゲームの三作目です。

いきなり三作目作からやっても大丈夫かというと、前作とはキャラや舞台が別なのですが、ちょっとキツイかなあ。やっぱり第一作からやっておいた方が、大きな感動を味わえると思います。

シルヴァリオシリーズの世界観は、科学技術が高度に発展しすぎた結果、世界が一度リセットされた後にできたもので、ファンタジーとSF要素が入り混じったような、独自の文明を構築しています。

でこの世界崩壊に、4人の神祖が関わっている。神祖とはラスボス歴千年ともいえる、超絶ガチ勢の敵で、不死身なのに慢心もしなければ努力も怠らないという超うざい奴ら。

ベルグシュラインはそんな神祖から力を分け与えられた「使徒」という存在にして、金剛騎士団(ダイアモンド)という騎士団の団長にして聖騎士(パラディン)。位階はⅠ位という作中でもかなり強い部類。

で、主人公のラグナくんは、自分が住んでいた村を神祖に滅ぼされたため、神祖や使徒たちに復讐しようとするという構図です。

なろう系の中ボス


ベルグシュラインがなろう系と僕が評した理由はたった1つ、圧倒的に強いからです。

最強クラスの才能を持って生まれた男が当たり前に努力し、最強に慣れる環境や師匠にも恵まれた結果、何の苦難も波乱もドラマすらなく順風満帆に「絶対剣士」という最強の存在になった男。

しかもベルグシュラインは神祖の力で不死身となっていて、超速再生能力まである。

とはいえ神祖という不死身の絶対者がいるなら、こいつそんな強くなさそうと思いますよね? ところがベルグシュラインは、物理的な剣士としての技能・戦闘力は神祖を遥かに上回ると評されるほどで、彼の師匠であり神祖のリーダー格にしてラスボス、グレンファルトさんですら剣の腕では奴の方が上と認めている。

グレンファルトたち人智を超越した神祖が千年間磨き上げてきた経験値を
30年そこいらで凌駕するっていう、まさになろう。

しかも主人公サイドと神祖の戦いに乱入した際は、量産型アメノクラトという超強い量産機とモブ、神祖IZANAさえも全員切り刻むという絶技を一瞬の内に成し遂げる! ありえない強さを見せつける。

まあ、IZANAは神祖だから不滅なんだけど、もしもベルグシュラインが神殺しという、不死者を殺せる力を有していたら、余裕でこのおばさん死んでたよねっていうくらいの所業をあっさりと成し遂げている。

さあに作中での評価は、アストレアやラダマンティス級の完成度にムラサメ並の剣技、と評されている。まあ未プレイの人にはなんのこっちゃって話だけど、

NARUTOで例えると、初代火影・千手柱間並の才能があるガイ先生、BLEACHで例えると卍解を使いこなせる更木剣八みたいなもの。

よくいるじゃないですか、何の異能力も持ってないけど体術や剣術が最強クラスだから能力者とも戦えるっていう熱い存在。あれにもしも異能力があったらというコンセプトのキャラがベルグシュライン。

何事もあればあるほど良い、人生は総合力という思想を体現したような男です。

そのおれTUEEEEっぷりは、主人公や神祖たちでさえドン引きするほど。

・作中最強クラスの剣豪の技を、見ただけで再現できる
・才能の塊だから主人公サイドが活路を見出してもベルグシュラインの方が圧倒的速度で進化する
・主人公サイドが七度覚醒し強くなっても、才能と技量だけで当然のように対処する

シルヴァリオシリーズの世界には、気合と根性であらゆる限界を薙ぎ払う、追い詰められたら敵なのに覚醒する光狂いの無敵系キャラがいるんだけど、


ベルグシュラインはそいつらを圧倒するほどの才能で覚醒すらも上回るっていう、作中でも稀有な存在。努力厨が強い熱血系漫画の世界に現れた、なろう小説の主人公みたい。

しかも神殺しという主人公とその仲間キャラしか有していない力すらも
ベルグシュラインは能力とか関係なしに、剣術だけで再現することも可能。

ちょっと掘り下げると、神祖が不死身なのは高位次元にある無限のエネルギー炉と繋がっているから何度でも再生できるし、無限のエネルギーを放てるんだけど、

ベルグシュラインはそのエネルギー炉と不死者の間にある繋がりを、時空を両断することで断ち切るという、よくわからないことを剣技だけで作中唯一成し遂げる、しかも本人からすると何の努力とか苦悩もなしに、「あ、できたわ」って感じでやっちゃうから、完全に「また俺何かやってしまいましたか?」系ノリ。

ベルグシュラインの能力


抜刀・天羽々斬空真剣(オロチノアラマサティルフィング)というのがベルグシュラインの能力。どんなチート性能かと思いきや、実はこの能力自体はそこまで強くありません。

というのもベルグシュラインの能力は、斬閃延長能力。
剣撃に籠められたエネルギーを刃先から伸ばし、射程距離の長い斬撃を繰り出す異能という、つまりONE PIECEのミホークとかBLEACHの黒崎一護とかが放っている飛ぶ斬撃、ソニックブームを出すというもの。

ただこの能力、本当に射程距離を延長するだけにとどまっており、斬撃の威力が上昇するわけではないし、直接剣を振る必要がある。加えて拡散性の高さから、超強大なソニックブームを放てるとかではないだろう。

超地味というか、作品によっては固有能力なしで剣士キャラならソニックブームとか出せるんで、かなり微妙ですよね。

ただベルグシュラインとこの異能は凄まじく相性が良い。というのもベルグシュラインは素の技量だけで鉄を切り裂けるほどの腕前で、斬撃の速度も主人公サイドを遥かに超えると評されるほどの、作中最強クラスの剣士なんだよね。それを遠くまで届かせるというのは単純に厄介。

どこまでも持ってない男


こいつチートすぎるだろって思いますよね。ただベルグシュラインというキャラの面白いところは、なろうみたいに破格の強さ……それだけしか持っていない点なんだよ。

というのもベルグシュラインは何一つ不自由なく育ったからこそ、物事に対する執着心が薄く、自分が苦戦するような激烈な宿敵(ドラマ)に出会わなかった。しかも本人は空気をまったく読まないタイプだから、フラグとか因縁があっても気づかず圧倒的力で即粉砕してしまう。

例えるなら、王様に命じられて勇者が魔王一同を倒しに行くけど、ゲーム開始時からレベル99だから手下はもちろん、魔王本人すらもあっさり倒しちゃう。
本来なら魔王との戦いで描かれる苦悩や葛藤といったドラマ性がまったくない勇者って感じ。

しかもベルグシュライン。一見すると剣術に対する誇りや矜持があるのかと思いきや、欠片ほどもない。仮に自分と互角の剣士を殺すためなら、毒殺だろうが容赦なく選択できる男。

じゃあ愛国心が強い騎士かと思いきや、実は祖国や部下とかはどうでもいい。神祖というか、グレンファルトに仕えたい、育ててもらった恩に報いたいという、グレンファルトへの忠義くらいしか持っていない。

剣士というよりは、本人も認めているとおり、一振りの刀剣なんですよ。

主人公から最も遠い男


そんなベルグシュラインも、師であるグレンファルトからの助言、「人生はよりドラマな方が面白いぞ」というものに影響される。

ようやく自分が全力を出せるに値する相手、主人公ラグナくんとの戦いで喜び、愉悦のようなものを覚える。出会い厨ならぬ運命厨のノリで、おまえこそは我が運命だと、なんかホモ臭い発言をする。

ロボットみたいな奴がバトルジャンキー化、まあこれもありがちだよね。

しかし人生はドラマティックな方が良いとかぬかしたら、主人公のラグナからは、おまえなめてんのか的な感じでキレられる。このベルグシュラインの視点って、どっちかっていうと物語を楽しんで、その世界に憧れる僕ら……

観客の視点であり、異世界に行って主人公になりたいというオタクの妄想と似ているとさえ言えないですかね?

当たり前ですよね? だってラグナは主人公で、ベルグシュラインはただ強いだけの中ボスなんだから、いや俺ラスボスである神祖たちぶっ倒したいんだよ、おまえとの因縁なんてそんなないよ!? って感じ

さらにラグナくんからは、戦いや運命が~とかも自分の感情ではなく、グレンファルトに言われたことをなぞっているだけと痛烈な指摘をされる。

しかもしかも、ベルグシュラインにとってグレンファルトは唯一無二の存在だけど、グレンファルトはベルグシュラインと違って1人じゃない。大事な人に仲間、ラグナくんという因縁の存在までいるという……まさしくリア充やつなんだよね

だから関係性としては、リア充とぼっち。もしくは組む相手がいないから、先生と組んでいる……おまえら系男子なんだよ

あまりにも彼だけが運命が用意されていないから、ベルグシュラインって、どこか場違いな存在として登場するんだよね。


例えるなら、ゲームとかでよくいる、なぜかラスボスより強いけど物語の本筋に絡んでこない裏ボスが、なぜか中ボスを抜擢されるんだけど、主人公たちと何の因縁もないから浮いているみたいな感じ。

物悲しいラスト


強いだけしか取り柄がないベルグシュラインも、まあ物語終盤では圧倒的力の前に敗れ去る。ただシルヴァリオシリーズの一部キャラは、主人公だろうが敵だろうが、まだだと叫んで覚醒するんですよ。

まあ敵の中には、本気を出せばなんだってできると信じて21回も覚醒するやつもいるけど

だからベルグシュラインもそんな熱い男たちを真似するんですけど、まったく覚醒も限界突破も果たせない。

いや、ベルグシュラインほどの才能と技術、力を持ったキャラなら覚醒できてもおかしくないのに……奇跡を起こしたいと願う意志の力が悲しいほどに足りず、あっさりと潰える

基本的にグランドルートでは、大抵のキャラが見せ場があり、死亡する時はボスであろうと満足したまま逝くのが鉄板なんですが、ベルグシュラインだけ物悲しいラストだった。

燦然と輝く奇跡も
汚泥のような不条理も
激烈なドラマも掴み取れなかった。

なろう系主人公みたいな強さだけど、主人公から最も遠い理由というのがこれです。

いやこれがね、ラグナロクどころかシルヴァリオシリーズ全体でもトップクラスの名シーンだと思うんだよね。
いかに勝利を積み重ねたとしても、運命を掴み取れなかったものの末路は悲惨だ。
シルヴァリオシリーズとは、運命という名の舞台に巻き込まれた者たちが喜び、怒り、叫び、それぞれの煌めきを放つという物語だということを実感させる、

さらにベルグシュラインという強いけど覚醒できないキャラがいることで、逆に意思の力で覚醒できるものが光り輝くし、覚醒というのが完全なご都合主義で無敵の力と思わせないよう、上手くバランスを取っている。

コホン、なろう系の中ボスこと、ベルグシュラインが登場するシルヴァリオ ラグナロクには、彼の師であり主人公歴1000年のラスボス「グレンファルト」や、エ◯ゲ厨のIZANAなど、他にも個性的なキャラが登場。


しかもヒロイン3人もかわいいので、まだプレイしていない方はこの機会にぜひぜひ

また薔薇宮ソーナchでは引き続き、圧倒的に個性的なボスキャラを紹介していく予定です。チャンネル登録してくれると、あなたが絶対好きになる、最高にかっっこいい、ぶっ飛んだボスキャラと出会える。そう、このchなら!